萱アートコンペ2024 10/6~10/27

Comment by Akio Umeda

kac2023 カタログ小冊子掲載

     今年で8回目となる萱アートコンペ2023は、7回目より改変した賞金増額、作品スケール拡張など踏襲しつつ、実行委員会は審査手法改変について会議を重ね、2023年9月3日に、石川利江氏をゲスト審査員として招聘させていただき、これまで継続的に選考を行ってきた審査員に、新しく青山由貴枝氏に加わっていただき、審査員各位の意見を率直に取り交わし最適な現在性を作品選出に見いだす時間を注いだ審査が行われ、本年度の入賞・入選作品を選出いたしました。

     古から人々が行き交い、文人墨客が訪ね逗留した歴史を持つ当該地の性格を継承しながら、醸造蔵などの施設空間に瑞々しい光を投じる、コンテンポラリーアート作品による文化芸術の創造・交流の場として、人と「まち」が潤う認知定着を大義とし、2016年より開催を重ねてまいりました。

     10月開催のほぼ半年前より、コンペ入賞者による個展開催、プレイベントとして、実行委員から選出されたアートディレクターが、これまでの受賞作家より選出する「カヤート」展、審査員と実行委員による「カクサプ」展、買上作品などを加えた当該施設のコレクションを展示する「セレクト」展を各1ヶ月毎に開催し、本展を迎えます。

     萱アートコンペ2023募集を行い、応募者数66名総作品数99点の、多くの方の作品応募をいただきありがとうございました。
     審査会においての改変は、これまで全ての作品に点数を与えるという形から生じた問題点を払拭する為に、上位入賞作品から審査員各位の選出理由口上を添えて印象意見を交錯させ重ねた合議にて個別選出を行っていただきました。年々作品の多様性とクオリティーが向上し、選出審査が難しいと、審査員の方々から感想をいただきました。審査員各位の個別選出が重複することなく、例えば大賞候補は7名が7作品を提示する局面となり、以下の各賞も同様の差異に溢れたものとなりましたので、合議後獲得した賞を第一に選んだ審査員の方に上位三賞其々の個別評価コメントをいただき、今回の総講評は、青山由貴枝氏にお願いして掲載いたします。
     同時期に別途発行する直前フライヤー上に、山貝征典氏および松本直樹氏による評価コメントを掲載いたします。

     今年も、多くの組織および個人各位に、協力、協賛をいただき、感謝しております。
     2023年10月1日より開催される、萱アートコンペ2023に、多くの方のご高覧をいただければ幸いです。

kac2022 カタログ小冊子掲載

     今年で7回目となる萱アートコンペ2022は、賞金増額、作品スケール拡張など、実行委員会は会議を重ね改変して募集を行い、多くの方の作品応募をいただきありがとうございました。 
    2022年9月4日に、望月菊磨氏をゲスト審査員として遠路より招聘させていただき、これまで継続的に選考を行ってきた審査員と共に、時間を注いで簡明直截な審査が行われ、本年度の受賞・入選作品を選出いたしました。

     古から人々が行き交い、文人墨客が訪ね逗留した歴史を持つ場所の性格を継承しながら、醸造蔵などの施設空間に瑞々しい光を投じる、コンテンポラリーアート作品による文化芸術の創造・交流の場として、人と「まち」が潤う認知定着を大義とし、2016年より開催を重ねてまいりました。

     プレイベントとして、実行委員から選出されたアートディレクターが、これまでの受賞作家より選出する「カヤート」展、審査員と実行委員による「カクサプ」展、買上作品などを加えた当該施設のコレクションを展示する「セレクト」展を各1ヶ月毎に開催し、本展を迎えます。

     萱アートコンペ2022における主たる改変点は、大賞賞金をこれまでの倍額の二十万円、優秀賞十万円、奨励賞五万円と増額し、募集作品規約 ( 大きさ、出品可能点数)を、賞金増額を鑑みて、455×380×50 mmから、530×455×50 mm(額装含む:画布F10号相当)へと、ひとまわり大きな作品を、お一人2点まで(これまでは3点まで)として募集をいたしました。
     審査会において、この改変による、作品のクオリティーの向上が顕著だと、審査員の方々から感想をいただきました。

     今年も、多くの組織および個人各位に、協力、協賛をいただき、感謝しております。
     2022年10月2日より開催される、萱アートコンペ2022に、多くの方のご高覧をいただければ幸いです。