萱アートコンペ2022 10/2~10/23

Comment by Akio Umeda

kac2022 カタログ小冊子掲載

     今年で7回目となる萱アートコンペ2022は、賞金増額、作品スケール拡張など、実行委員会は会議を重ね改変して募集を行い、多くの方の作品応募をいただきありがとうございました。 
    2022年9月4日に、望月菊磨氏をゲスト審査員として遠路より招聘させていただき、これまで継続的に選考を行ってきた審査員と共に、時間を注いで簡明直截な審査が行われ、本年度の受賞・入選作品を選出いたしました。

     古から人々が行き交い、文人墨客が訪ね逗留した歴史を持つ場所の性格を継承しながら、醸造蔵などの施設空間に瑞々しい光を投じる、コンテンポラリーアート作品による文化芸術の創造・交流の場として、人と「まち」が潤う認知定着を大義とし、2016年より開催を重ねてまいりました。

     プレイベントとして、実行委員から選出されたアートディレクターが、これまでの受賞作家より選出する「カヤート」展、審査員と実行委員による「カクサプ」展、買上作品などを加えた当該施設のコレクションを展示する「セレクト」展を各1ヶ月毎に開催し、本展を迎えます。

     萱アートコンペ2022における主たる改変点は、大賞賞金をこれまでの倍額の二十万円、優秀賞十万円、奨励賞五万円と増額し、募集作品規約 ( 大きさ、出品可能点数)を、賞金増額を鑑みて、455×380×50 mmから、530×455×50 mm(額装含む:画布F10号相当)へと、ひとまわり大きな作品を、お一人2点まで(これまでは3点まで)として募集をいたしました。
     審査会において、この改変による、作品のクオリティーの向上が顕著だと、審査員の方々から感想をいただきました。

     今年も、多くの組織および個人各位に、協力、協賛をいただき、感謝しております。
     2022年10月2日より開催される、萱アートコンペ2022に、多くの方のご高覧をいただければ幸いです。