萱アートコンペ2019 10/5~10/27

Comment by Kyoko Maruta

萱アートコンペ2019 審査講評  
丸田恭子 
2019/09/24

 今回の4回目『萱アートコンペ2019』では作品の数も増え、小品とはいえ多種多様な表現と真摯に向き合う中、念頭に置いたのは、美術の歴史を踏まえた上での今という時代の位置の認識と共に、目指す地点が見える作品であるかどうか。そして難しい判断を迫られることになるが、それが機能し成功しているかどうか、ということでした。

 残念に感じたのは作品の完成度が高くても他者(過去、現在)の作品を彷彿させてしまうものが多かったように思う。

 今回の大賞作品はトーンや線の動きを極力抑えた画面にゆっくり入り込むことができ、またこちら側にも浸潤していくような魅力を感じ高得点を入れることとなった。そして入選外となった作品の中にももう一歩進めればよりよくなるであろう魅力的要素を持つ作品があったことを付け加えておきたい。

審査員紹介「丸田恭子」 >>